【閑話休題】夜の静寂に寄り添う「白茶」という選択〜コーヒーホリックが辿り着いた、穏やかな1杯
連日、血糖値や代謝の話が続いたので、今日は少し肩の力を抜いて。
最近の私の「夜の相棒」についてお話しします。
実は私、自他ともに認めるコーヒーホリック。
ただ、睡眠の質と代謝リズムを考えて、この1年ほどは「午後3時以降はデカフェ」
というマイルールを続けてきました。
そんな中で先日出会ったのが、
中国・福建省の「白茶(はくちゃ)」です。
茶畑と製茶工場に囲まれた宇治に住まい、茶摘みの季節には24時間お茶の香りに包まれ、お茶愛溢れるわたしにとって衝撃的な出会いでした。
1. 白茶とは何か
― 最小限の加工が生む、静かな香り
白茶は、中国の六大茶類(緑・黄・白・青・赤・黒)の中でも、最も加工工程が少ないお茶です。
製法はとてもシンプルで、
・萎凋(いちょう):風に当ててゆっくり水分を飛ばす
・乾燥
この2工程が基本。
揉んだり強く加熱したりしないため、
茶葉がもともと持っている自然な香りとやわらかな風味が、そのまま残ります。
福建省の白茶にお湯を注いだ瞬間、ふわっと広がるのは、野花のような、蜜のような、フレッシュでやさしいのに、芯が通ったように凛と放たれる豊かな香り。このファーストインプレッションにおどろきました。
一日の終わりに、この香りに触れる時間が、
思った以上に深いリセットになります。
2. 管理栄養士が夜に白茶を選ぶ理由
ただの「好み」ではなく、ここには少しした理由があります。
① ポリフェノールを含む、穏やかな抗酸化作用
白茶にはカテキンなどのポリフェノールが含まれています。
加工が少ないため、これらの成分が比較的保たれやすいのも特徴です。
血糖値の変動や日常のストレスで生じる
酸化ストレスへの対策としても、日常に取り入れやすいお茶です。
② テアニンによる「落ち着く集中」
お茶に含まれるテアニンは、リラックスに関与する成分として知られています。セブンイレブンのオリジナルブランド、サイクルミーの午後用飲料にも配合されていますね。
コーヒーのようなシャープな覚醒ではなく、
穏やかに落ち着く感覚。リラックスしながら集中できる効果が期待されます。
③ 胃にやさしく、夜でも取り入れやすい
白茶は刺激が比較的少なく、夜の空腹に近い状態でも取り入れやすいのが特徴です。
食後でも就寝前でも、「負担になりにくい一杯」という安心感があります。
3. 夜に楽しむためのちょっとしたコツ
白茶にもカフェインは含まれていますが、
・低めの温度で淹れる
・短時間抽出にする
ことで、刺激を抑えながら甘みと香りを引き出すことができます。
とろりとした口当たりと、喉を通った後に残る静かな余韻。デカフェコーヒーとは違う魅力が満載です。デカフェコーヒーの日、白茶の日、と選択する幸せできました。
最後に
― 「静」の時間が、代謝を整える
お茶を淹れる時間は、自然と呼吸が整い、「今」に意識が向く時間でもあります。
忙しく、常に代謝や数値を追いかけている日々だからこそ、夜のほんの数分だけは、何もコントロールしようとせず、香りに身をゆだねる。
そんな静かな時間もまた、体のリズムを整える一つの要素だと感じています。
自分を労わる「一杯」。それは、思っている以上に体に影響を与えます。
みなさんもぜひそんな一杯を見つけてみてください。

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