甘いものがやめられないのは意志の問題じゃない 血糖値とインスリンの話

「ダイエット中なのに、つい甘いものに手が出てしまう……」「自分はなんて意志が弱いんだろう……」そんなふうに、自分を責めて落ち込んだことはありませんか?

こんにちは。管理栄養士・健康運動指導士の岡田明子です。

今日は、頑張り屋さんのあなたにこそ知ってほしい、「食欲とメンタルの意外な関係」についてお話しします。


1. あなたを動かしているのは「脳」の指令

実は、甘いものを欲しがるのは、あなたの根性が足りないからではありません。多くの場合「脳がエネルギー不足を察知して緊急事態を知らせている」だけなのです。

特に血糖値が急激に上がった後に降下している時や下がり過ぎてしまった時(血糖値スパイク)、脳は「このままだとエネルギーが切れて動けなくなる!」とパニックを起こします。すると、手っ取り早く血糖値を上げてくれる「甘いもの」や「炭水化物」を強烈に欲する指令を出すのです。

この指令に逆らうのは、呼吸を止めるのと同じくらい難しいこと。意志の力だけで勝てる相手ではないのです。


2. 「栄養不足」がイライラを招く

「最近、なんだかイライラしやすい」「気分が落ち込みやすい」と感じることはありませんか?

これも、実は栄養のアンバランスが原因かもしれません。

心を穏やかに保つ「セロトニン」などの神経伝達物質を作るには、たんぱく質(アミノ酸)やビタミン、ミネラルが不可欠です。

• インスリンの無駄遣いで血糖値が乱れる

• 必要な栄養素(たんぱく質)が足りていない

この2つが揃うと、メンタルは驚くほど不安定になります。あなたが「性格がキツくなったかも」と悩んでいる不調も、実は食生活を整えるだけでスッと解決するかもしれません。


3. 「根性」ではなく「戦略」で解決する

「食べちゃダメだ」と自分を律するばかりではなく、「脳をパニックにさせない食べ方」を選ぶ。これが、岡田流のメンタル・ダイエットです。

• 血糖値を安定させる: 脳を安心させ、異常な食欲を抑える。

• 心を整える栄養を摂る: 脳の材料をしっかり補給する。

これにより、あんなに苦しかった「甘いものへの執着」が、嘘のように落ち着くことが期待できます。


岡田流アドバイス:自分に「ごめんね」ではなく「ありがとう」を

自分を責めるエネルギーは、想像以上に心身体力を消耗させます。

今日からは「食べちゃった、ダメな私」ではなく、「脳が一生懸命、私を守ろうとしてくれたんだな」と考えてみませんか?

その上で、次はどうやって脳を穏やかに保ってあげようか、と作戦を立てていきましょう。

食事管理は、自分を縛り付けるためのものではありません。

あなたが毎日を笑顔で、穏やかに過ごすための「心のサプリメント」なのです。

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