人生100年時代、あなたの「膵臓バッテリー」を一生持たせる方法
「甘いものを控えるのは、糖尿病が怖いから」
「血糖値を気にするのは、太りたくないから」
もちろん、それも大切な理由です。でも、私が管理栄養士として最もお伝えしたいのは、もっと根本にある「膵臓(すいぞう)という臓器の尊さ」についてです。
こんにちは。管理栄養士・健康運動指導士の岡田明子です。
今日は、私の健康理論の柱である「インスリンの節約」と、一生付き合っていく自分の体との向き合い方についてお話しします。
1. 膵臓は「一生モノのバッテリー」
私たちの体の中で、血糖値を下げる唯一のホルモン「インスリン」を作っているのが膵臓です。
実は、このインスリンを作れる量には限りがあると言われています。このインスリンを作る力は、いわばスマートフォンのバッテリーのようなもの。スマホと同じで、「激しく使いすぎると劣化が早まり、最大容量が減ってしまう」という特徴があります。
一度大きく損なわれてしまうと、完全に元通りにするのができない臓器だからこそ、若いうちから無駄遣いを避けることが大切です。壊れてしまって治らず交換もできず後悔するのではなく、「今ある力をいかに温存し、最良のコンディションを長く保つか」。これが人生100年時代における本当の健康管理です。
2. インスリンを「節約する」という考え方
「血糖値を下げるためにインスリンを出せばいい」という考え方は、バッテリーを激しく消耗させる使い方です。
私がオススメしているのは、「そもそもインスリンをたくさん出さなくて済むような食べ方=インスリンの節約」です。
• 血糖値を急上昇させない(膵臓にフル稼働を強いない)
• インスリンの効きを良くする体を作る(少ない量で効率よく働いてもらう)
この「節約」の積み重ねが、膵臓の負担を減らし、結果として太りにくい体と、将来の病気リスクの低減につながります。
3. 「何を食べないか」より「どう守るか」
ダイエットというと、何かを「我慢する」「制限する」といった、辛いイメージを持つかもしれません。
でも、インスリン節約の視点に立つと、食事の時間は「自分の大切な膵臓をケアする時間」に変わります。
「この一口が、私の膵臓バッテリーをどれくらい消耗させるのか?」
「野菜から食べれば、膵臓を優しく守れる」
そんなふうに、自分の体を「大切に扱うための知恵」を持つ。それだけで、選ぶもの、食べ方が自然と変わっていくはずです。
岡田流アドバイス:今の選択が、10年後のあなたを作る
今日食べたものが、すぐに病気になるわけではありません。でも、毎日の「インスリンの無駄遣い」は確実に体に蓄積していきます。
10年後、20年後のあなたも、美味しいものを食べて、元気に笑っていられるように。
流行のダイエットに振り回されるのではなく、自分の体の中にある「生きる仕組み」に目を向けてみませんか?
私は、皆さんが自分の「膵臓バッテリー」を最後まで大切に使い切れるよう、正しい知識を伝えていきたいと思っています。
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